≪キャストインタビュー⑤≫田島和美役 脇田唯さん

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物語のポイントとなる女性・田島和美役、脇田唯さんのインタビューを行いました!
唯さんは、札幌を拠点に舞台や映画などに出演している女優さん。
また、イベントMCやテレビ、ラジオ等、マルチに活躍するタレントさんでもあります。

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普段は、パッチリ二重まぶたでお洒落な可愛らしい女性ですが、今回の和美役では、一重まぶたの地味な女性をしっかり作り込んで臨んでくれました。

―“田島和美”は、どのようにして出来上がったのですか?

原作に出てくる和美像は、自分のもともとのビジュアルイメージとは違ったのですが、当初、杉山監督は「そのままでいいよ」と仰ってくださいました。
でも、原作者の娘である荒木麻利江さんのお母さんに対する思いを聞き、原作をそのままの形で映像化したい!そのためにできる限りのことはやりたい!と思ったんです。
一重メイクは、インターネットでいろいろ探してみて、ものまねタレントのざわちんさんがしていた羽生結弦選手のメイクの動画を見て、これならできる!と参考に。
洋服は、地味すぎるとオバサンっぽくなるので、ギンガムチェックのスカートで少し若さを出し、“若く見えるけれどダサい”絶妙なポイントを狙いました。

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―和美は、唯さんから見てどんな女性ですか?

私なら絶対友達になりたくない女性ですね。
女っぽい女。自分の目的のためなら、周りが見えなくなるタイプです。
役ではかなりデフォルメされていますが、実際、彼女のような価値観の人は周りにいるかもしれないな…と思います。
(※編集注…ネタバレ注意のため、これ以上は言えません…詳しくは映画で!)

唯ちゃん

―「帰っておいで」の作品について、どう思いますか?

和美が出てくるシーンなど、ストーリーに波はありますが、大きな波ではなく、物語全体がゆるやかに流れていく感じです。
主人公・晃子と黒服の裕太の出会いも劇的ではなく、日常に起こりそうなリアルな人間模様で、今日、たまたまススキノで同じようなことが起こっているかもしれないと思わせてくれます。
そのゆるやかな中で、登場人物や出来事の細かい描写が素敵な作品だと思います。

唯ちゃん2

―それでは、映画のアピールを!

今回の作品では、普段映画に関わったことのない方を含め、本当に多くの方々に力を貸していただきました。
自主制作映画で、道内10カ所もの地域で上映会を開くのは、本来は不可能といっても過言ではないと思いますが、皆さんのおかげでそれが可能になりました。
全国上映の有名な作品もいいですが、この機会に、札幌でもこんな映像、ストーリーが作れる、こんな役者がいるんだということを、北海道の方に知っていただき、会場で見ていただきたいですね。
全員が役者経験者ではない中、そこから生まれる化学反応も、見どころの一つだと思います。
ぜひ、たくさんの方に楽しんでいただきたいと思います!

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―ありがとうございました!

役者魂を感じる唯さんの変身ぶり、また、セリフや動きだけでなく表情で魅せる演技は必見です!

唯さんは、十勝地区のコミュニティFMFM-JAGAで毎週日曜放送中の「スキップ♪」の中で、毎月最終日曜日11:15頃からのコーナー「脇田唯のSAPPORO.コミュ♪」を担当しています。
今週末・9月27日(日)は、「帰っておいで」帯広上映会。
上映会当日、唯さんは舞台挨拶に登場します!
日ごろ、ラジオを聞いてくださっている皆様も、ぜひ生の唯さんを見に、また田島和美に変身した唯さんとの差を確かめに、会場にいらしてください!チケットは、「チケットぴあ」等で発売中。詳しくはこちら
お待ちしています!