≪キャストインタビュー③≫主人公の恋人・信二役 巻口直哉さん

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6月27日の杉山りょう作品展終了後、「帰っておいで」コーナーでも登壇された、信二役の巻口直哉さんにインタビューを行いました!

巻口さんは、大学生の時に早川渉監督の「R」で映画デビュー以来、15年にわたりテレビや映画、CM、ナレーション等で活躍されている俳優さんです。
インタビューした日は、巻口さんのクランクインの前日でした。

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―主人公・晃子の恋人、信二はどんな男性ですか?
司法試験浪人を何年も続け、晃子に生活を支えてもらっているが、最近ちょっと様子がおかしい…と、一見「残念」と言われる男ですが、本来は、中身は責任感が強く優しい男です。
「晃子を幸せにするのは自分以外にいない」との気概が最初はあったはず。
しかし、現実にはそれがうまくいかず…というのが信二のストーリー。
「走れメロス」の中で一番正直な者が誰か?という問いに対し、さまざまな解釈があるのと同じように、信二も、実は一番正直な人なのではないか…と思っています。

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―「帰っておいで」の印象は?
夜の街ススキノが、作者の女性的な感覚で、繊細に描かれている作品です。
登場人物の人間くささ、切なさや寂しさが、優しい視点で表現されています。
実は、原作では信二についてはあまり細かい描写はされていませんが、杉山監督の起こした脚本のおかげで、映画ではその言葉の向こうに描かれた、より血の通った信二像が登場します。
原作にない信二の物語も含めて、演じていきたいと思います。

―撮影への意気込みをお聞かせください。
ストーリーの筋からいうと、信二は嫌われ役ですが、信二の優しさや弱さなど、人間らしい部分を見せていきたいですね。
それが見ている方に伝わり、ただ「嫌い」で終わるだけでなく、「嫌いになりきれない」と思っていただけたらいいなと思います。

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―最後に、映画のアピールをお願いします!
作者の優しい視点で、切なさの中にある希望を描いた映画です。
年齢層が高くなるほど、共感できる作品だと思います。
是非、ご期待いただき、お力添えをお願いいたします!

―ありがとうございました!

静かな口調でクールに語ってくださった巻口さん。
撮影の時は、シリアスなシーンの合間におどけて皆を和ませてくれるなど、お茶目な一面もあるのです。
作品や登場人物に対する洞察はさすが!
巻口さんの信二役に、女性は反発を抱きつつもキュンときてしまうかも…。

 

「帰っておいで」は、皆様からのご協賛によって作り上げていく作品です。

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8月8日より、全道10カ所にて公開予定!!詳しくはこちら→  ※最新上映情報

※チケット発売情報は、随時こちらのサイトでご案内します。お楽しみに!!