≪キャストインタビュー②≫黒服・坂口役 綾小路諒真さん
6月27日の杉山りょう作品展終了後、当日の司会を務めた、坂口役の綾小路諒真さんにインタビューを行いました。
リーゼントがトレードマークの諒真さんは、俳優として杉山りょう監督作品「愚怒猛仁愚、ヤンキー!」主演等、数々の作品に出演されています。
―黒服の坂口は、どんな役なのですか?
実は、僕も黒服をやっていた経験があるのですが、黒服はお客様を第一に考え、お客様と接するホステスが気持ちよく働けるように気を配る大事な仕事です。
自分の経験と台本から坂口役のイメージを作って臨んだのですが…杉山監督から撮影前日に「おネエキャラでいこうよ!」と提案されたんです。
杉山監督は、よくこんなアイデアを急にぶっ込んでくるので、「出たな!杉山ワールド」と。
そんな坂口は、時々男を見せるんですが、実際はおネエではなく、皆をなごませるためにキャラを作っている。
夜のお店では、主役はあくまでホステスなので、あまり目立ってはいけないんです。
坂口はふざけてはいるけれど、そこをしっかり考えている男です。
―「帰っておいで」の印象は。
夜の世界って、知らない人にはよくわからないものだと思うんです。
表面を見て、良くも悪くもイメージを持っている人が多いと思いますが、経験者から見ても、夜の世界の裏側がうまく描かれている作品だなと思っています。
―これからの撮影への意気込みは?
杉山監督はいろいろと無茶振りをしてくることもありますが(笑)、良い作品にするために、何でも応えていきたいと思います。
普段は金髪にリーゼントですが、坂口役では下ろした黒髪で臨んでいます。
そのあたりでも、いつもと違う綾小路諒真を見てもらえればと思います。
―最後に、映画のアピールを一言で!
期待しかしないで、震えて待て!!!
―ビシッと決まりました!ありがとうございました。
自称「ピーターパンシンドローム」と言う諒真さん、ヤンキー風のちょっとやんちゃな外見ですが、サングラスの奥の瞳と、演技について語る姿勢は本当にまっすぐでした。
坂口はどんなキャラとして表現されているのか!?ご期待ください!!